ナショナルギャラリー

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メインデルト・ホッベマ作 「 ミッデルハルニスの並木道」。
教科書の載るような、「透視図法」の格好の標本としてばかりで無く、オランダ風景画全体を代表する傑作とも言われている有名な絵だ。
古くからオランダは、農地や牧草地にするために、水面下であったところを干拓し、国土をつくり上げてきた。 海であったところを緑ある豊かな土地に変え、水路も土地も、すべて自分たちがつくり上げた。オランダ人作家の「自信」と「誇り」がこの作品には込められている。
(2017-5)