クメール人の建築技術と美的感覚にただただ圧倒される。異次元の世界に迷い込んだような不思議な感覚に浸る。 遺跡を案内してくれた、戦争孤児院出身の運転手さん、開店の儀式に招待してくれたベルギー人のレストランオーナーが今どうしているか気になります。六年ぶり二度目のアンコールワット。地元の町は様変わりしていたが、アンコールワットの雄大さは変わらない。目の前に現れた時の感動もそのまま。ゆったりとした時間が流れる遺跡と、急速に変化していく町との、その差が印象的だった。(1999、2005)