アムステルダム国立美術館 サテュロスとニンフ

サテュロスとニンフ

ヘラルト・ファン・ホントホルスト『サテュロスとニンフ』17世紀のオランダで「夜の画家」と呼ばれたホントホルストの真骨頂。ニンフ(妖精)がサテュロスの顎髭をいたずらっぽく引っ張る、なんとも艶やかで官能的なシーンです。ロウソクの光のような温かいライティングが、肌の質感や表情の機微を劇的に浮かび上がらせています。思わず息を呑むような、物語の1ページを覗き見している気分に。
(2017-5)