オルセー美術館

オルセー美術館

フィンセント・ファン・ゴッホ作 「自画像(渦巻く青い背景の中の自画像)」(1889年)。ゴッホは最後の5年間の間に、40点以上もの自画像を残している。その自画像はどれも雰囲気が大きく異なっている。かの耳切り事件後、1889年5月から、神経発作により精神病院へ入院していた9月頃に、この自画像は制作された。一連の自画像作品の中でも、この作品は最後期のものとしても広く知られている。キリッとこちらを向く彼の目と、背景の渦巻きが印象的だ。

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(2017-5)