オルセー美術館

オルセー美術館

フィンセント・ファン・ゴッホ作 「アルルのダンスホール」(1888年)。ゴッホのアルル滞在期の代表的のひとつ。画面右側の視線を向けている女性は、ゴッホと親しく、アルルを去る日まで援助を続けていた、郵便配達人ジョゼフ・ルーランの妻ルーラン夫人。27歳で画家として歩み始め、37歳でこの世を去る10年の間に描いた作品のうち、その多くがこのアルル時代とサン・レミの精神病院での療養時代の2年間に制作されている。
(2017-5)