オルセー美術館

オルセー美術館

ギュスターヴ・カイユボット作 「床削り」(1875年)。繊維業を営む、裕福な事業家の息子として生まれたカイユボットは、画家であると同時に、モネやルノワールなど、印象派の作品を購入することによって、経済的に彼らを支援していた。
 カイユボットの作品は、モデルにポーズを取らせるわけでもなく、働いている自然な場面。そのあたりが彼の収集した、画家達の作品群とはひと味違う。
(2017-5)