オルセー美術館

オルセー美術館

クロード・モネ作 「ロンドンの国会議事堂、霧を貫く陽光」(1900年)。モネは3年間(数回に分けて滞在)、息子ミシェルが留学していたロンドンに滞在し、国会議事堂を画題とした作品を約20点、その他、約80点近くを手がけている。国会議事堂、霧、テムズ河という要素は、まさにロンドンを象徴するものだが、なかでも霧が創り出す複雑な光の効果が、モネの創作意欲を掻き立てたようだ。
(2017-5)