ナポレオンの戴冠式

ナポレオンの戴冠式

ジャック=ルイ・ダヴィッド作「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」。 ルーヴル美術館で2番目に大きい絵画で、1804年12月2日ノートル・ダム大聖堂で行なわれたナポレオンの戴冠式を描いたもの。自身の戴冠式を不滅のものとするため、依頼された絵には幾つか脚色がされている。中央の王座には出席していなかった皇帝の母が描かれ、実際より大きく細身に描かれたナポレオン、そしてなにより当時41歳の皇妃ジョゼフィーヌは若く綺麗すぎる。
(2017-5)