カナの婚礼

カナの婚礼

パオロ・ヴェロネーゼ作 「カナの婚礼」。ルーヴル美術館で最大の絵画。この70平方メートルに及ぶ巨大な絵画は、ヴェネチアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ修道院の食堂を飾っていたが、1797年にナポレオン軍によって略奪され、丸められてパリまで船で運ばれた。この絵の中には132名もの人物が描かれていて、中には白いヴィオラ奏者が作者のヴェロネーゼ、赤い服のチェロ奏者がティツィアーノと、ヴェネツィアの画家たちが何人か描かれている。
(2017-5)