ナショナルギャラリー

ナショナルギャラリー

フィンセント・ファン・ゴッホ作 「ひまわり」(1888年)
ゴッホの「ひまわり」は何点か存在するが、ある時期(1888-1889年)に集中して書かれている。この時期の生活・制作の拠点であった「黄色い家」の部屋を飾るために製作したらしい。なかでもナショナルギャラリー所蔵の、この4番目の「15本のひまわり」はゴッホ自身がもっとも気に入った作品とされる。 この絵はゴッホにとって幸福の象徴であったと言われる黄色をふんだんに使い、力強く、見る者を圧倒する。間違いなくナショナルギャラリーとゴッホを代表する作品に違いない。
(2017-5)